元々の本編に20分超追加されたディレクターズ・カット版。
当時の若手スター候補がズラリと並ぶキャスティングに圧倒される。
よくもまあこれだけの俳優を集めたものだ。各々主演を張る存在になるのが凄い。
その中でももっとも成功したのは本作では端役のトム・クルーズかな。
たしかなフランシス・フォード・コッポラの手腕あってこそというのも付け加えたい。
こちらではC・トーマス・ハウエル、ラルフ・マッチオ、トーマス・ディロンを中心にストーリーが展開していく。
グリースとソッシュ。この争いの構図はどことなく『ウエストサイド物語』に似たものを感じる。
男の友情。若さの爆発。この抑えられない衝動にラストの哀しさ、儚さ。
マット・ディロンに色気を感じた。
ドライブインシアターがいいな。
