YOTARO

関ヶ原のYOTAROのレビュー・感想・評価

関ヶ原(2017年製作の映画)
3.7
原作は未読であるし、そもそも戦国時代に興味はなかったが、司馬遼太郎原作、岡田准一主演ということで観賞した。序盤に司馬作品へのリスペクトが見られ、登場人物にも際立ったキャラクターが割り振られていて、史実における忠実性は置いといて「歴史エンターテイメント」として素晴らしかった。

内容は各々で確かめて頂くとして、結局、自分が戦国時代に胸躍らず、司馬作品を含めて日本史において好むのは幕末以降というのは、次の3点が主な理由と気づいた。①現在への連続性の強度、②「国家」という単位の彩度、そして、③戦国時代は多分に生まれた地とその歴史が紐付くが大阪生まれの自分にとってのそれは無色であること、である。これを確認できたという副次的収穫もあり、満足のいく観賞となった。

はぁ〜〜、岡田准一かっこいい〜〜、有村架純かわいい〜〜!!
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