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VR ミッション:25のSEIJISANのレビュー・感想・評価

VR ミッション:25(2015年製作の映画)
1.0
近未来の世界で最新のVRゲームをプレイ出来るという事で集められた8人の男女。ゲームはザバイバルゲーム。だが、ゲームだった筈が命を賭けた危険なゲームだった。果たして8人は生き残る事が出来るのか?そして何故この様な残酷な「死のゲーム」を行わせるのだろうか?「この作品の原作か脚本を書かれた方は余程「CUBE」が好きなのだろうなぁ」というのが素直な感想。VRサバイバルゲームかキューブ体の中を彷徨うかの違いと参加人数の違いだけでコンセプトは同じと言っても言い。エンディングは丸っと同じです。劇中「何故こんな事をさせるんだ!」と戸惑う参加者。それは観ている側も同じなのですが、ヒントすら与えられずにズンズンとストーリーは進む。そして同じ事を何度も繰り返す。途中で完全に飽きてしまいました。伏線を張るなら途中で少しでもいいから回収の糸口くらいは作って欲しいです。そしてクライマックス。いきなり短時間で全貌が明らかになる。その理由が意味不明だったのが致命的な欠点。「ここまで引っ張っておいて、このオチ?」とガッカリ。ラストカットは「CUBE」と同じ。この作品で観せたかったのは何だったのでしょう。
極めて残念な仕上がりの作品でした。
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