これヒュー・ジャックマン映画デビュー作だね。
ゴリゴリのトラックドライバーのジャックは実は恋愛小説家で素性を隠して超ロマンチックな小説を書いているという。
そのジャックの書いた本の出版&宣伝のためにシドニーに呼ばれた。さあどうする？ジャック？という話。
ペンネームとして親友の女性ルビーの名前を勝手に使っていたり、その親友の旦那もジャックの親友だったりとなにかとモメそうな関係だし、実際雲行き怪しくなりかけるんだけど、良い話にまとまっている。
ジャックもルビーもどこか子供のような面を持ちながらうまく対処しようとする。感心してしまうのはルビーの旦那。
本人の気持ちの問題もあるだろうけど、彼が一番大人というか、大局が見えていて器が大きいというか。
三角関係ドロドロ劇になりそうなところを爽やかに、トラック野郎とロマンチック小説という組み合わせ、それを演じるのがヒュー・ジャックマンという、無難に楽しい映画だった。
