〖1950年代映画：青春映画：松竹〗
1951年製作で、鶴田浩二主演の青春映画らしい⁉️

2023年2,517本目

• #2023年鑑賞
• #1951年製作
• #青春映画
• #松竹
• #鶴田浩二
• #大坂志郎

妻が死別して自由になった商事会社社長徳大寺伸は、化粧品店経営未亡人高杉早苗の後援者の一線を踏み越えない独身主義者。河村黎吉の書店に下宿する大学生高橋貞二は、高杉とは化粧品卸で知り合い、同居学友鶴田浩二は額縁に飾った絵を通じて恋愛関係になる。河村の娘桂木洋子は、鶴田を慕っていたが高杉に傾く鶴田を止める事は出来ない。高杉はバーのマダム北林谷栄から責任はどうするか問われ行方を眩ます。矢張り予感通り、徳大寺が、高杉と結ばれて大阪で再起する結末で決着する他ない。岩間鶴夫監督の、恋愛の自由と責任について触れた通俗映画の佳作。

鶴田の性格がカス。下宿先の女の子を悲しませるわマンスプするわ、親友には怒られるわ、恋敵の会社の人には殴られるわ、かっこいい要素が全然ない。あえて残念な青年を演じさせてクズ系イケメンを狙った？

高杉早苗がスカーフを外す場面はもうちょっとショットを長めにすべきだった。なんか、クロースアップ以外にも美しく撮れたと思う。クレーンショットは序盤に使うんじゃなくて、鶴田高杉のデートで使えばよかった。前半音楽鳴らしすぎてて、後半の使用場面が全然盛り上がらない。こんな監督の元で学んだ清順が『悪太郎』とか撮れるのはまじで岩間を反面教師にしたとしか言いようがない😭高杉早苗とググると高市早苗が出てくるのも無理😭