B級パニック映画かと思ったらトラヴォルタにシャロン・ストーンとなかなか豪華でびっくり。ディザスターものでもなんでもないことに二度びっくり。
電力会社の架線作業員（ラインマン）にスポットを当てた映画で、苛酷な天候の中、命にかかわる作業に携わる人々には感謝と尊敬しかないんだけど映画としてはダメダメで、姪っ子のストーカーやらお向かいの夫婦のギクシャクやらに尺を割きすぎだし、とりあえず回想シーンでなんとか感動を盛り上げようとするのも下手すぎ。
電気コワイ高所作業コワイだけじゃなく、送電システム全体像と作業の危険性のテクニカルな部分の説明を入れたりしたほうがもっとドキドキ出来たんじゃないかと。
映画的な題材なのにもったいないなあ。
エンドロールで、実際に亡くなったラインマンの方々が映し出されます。そこだけは感動的。
