＃80 邦題・ジャケット→ミスリード大賞
テキサスの電力会社「エリート社」の【アメリカでは4番目に危険な仕事】架線電気工事職人(以下ラインマン)へのジャーナリストによるインタビューの回想録
元バイカーで引退後ラインマンになった男が倒木で断線した電線復旧工事の際の落雷事故で同僚を亡くす。
この事故以降は姪と二人暮らしで仕事も工期よりも手順に沿って仲間の安全を最優先する現場のカリスマとなる。
州全体の架線の老朽化による架線の交換のペースを速めるよう上層部からの圧力がかかる中巨大台風接近による停電が各地で発生し荒くれ物のテキサスブロンコ達が現場に赴くストーリーです。
◆良い点/注目ポイント
・アメリカの田舎は本当に全てがカッコイイです。単車はハーレー、ストーカーの愛車は青いマッスルカー、町を走る車の大半は大排気量ピックアップトラック、現場の制服もカバーオールもカーハート社製。
族上がりのガテン系オヤジがこんなに絵になる国は他に無いです。
・冒頭のスーパーセルの竜巻寸前の映像は迫力満点でした。
・ターミネーターが入ってきそうなＢＡＲでのラインマンとバイカーの小競り合いもテキサスっぽくて良かったです。
◆改善点
・まずジャケットから巨大竜巻が町を根こそぎなぎ倒す描写から鉄塔がへし折れてラインマン危うしという場面を想像しますが劇中で竜巻は一度も発生しません。
邦題に関してはサイクロンはインド洋周辺の台風だと思うのでこの地域の台風ならば・・・・・ハリケーンです。（ちなみにどちらも仮面ライダーのバイクの名前です。）
◆総括
・最近のトラボルタの役柄がセガールのような剛腕キャラになっているのは気のせいでしょうか？設定では殴られると脳みそが吹っ飛ぶらしいです(^^♪
また姪っ子の彼氏のお母さん役のシャロン・ストーンの老け顔は特殊メイクなのか本当に老いてしまったのか気になりました。
-2020年 81本目-
