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映画 夜空はいつでも最高密度の青色だのtdswordsworksのレビュー・感想・評価

3.6
リアリティも説得力もない。
石井裕也監督の演出はその過剰さが特徴とも言えるけれど、本作の過剰さには目新しいものはない。

しかし、美香と慎二が、お互いに相手の発言を全力で受けとめて会話する(あるいは受けとめきれないときは空回りする)のが、重厚で見ごたえがあった。
「僕たちの家族」でとても美味しいキャラをもらった池松くんが、再び石井裕也監督からもらった役柄は、これまで観たことがないほどよくしゃべる。その演技は、文句のつけようがない。
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