東京の街に居心地の悪さを感じている男女の物語です。
なんかこの映画は観る人の価値観や感受性で評価がきれいにわかれそうな気がします。
モノローグが多いし、台詞回しや掛け合いが独特だし、結構淡々と進む感じとかはわかりやすく派手な展開が好きだなって人には退屈だろうなと感じました。
不器用で生きづらさを感じる二人が、前向きにわずかでも希望を言い出して進みだすところは劇中歌でもありますが「がんばれ!がんばれ!」って言いたくなりました。
この作品、渋谷・新宿が主な舞台になっていて、私は新宿で観たんですけど、観終わった後に新宿の街を歩いていてなんか不思議な、ノスタルジックな気持ちになりました。
うん、新宿で観てよかったなぁと個人的には思いましたね。
なんかなんとも言えない気持ちが渦巻いた作品でした。
あと池松くんの佇まいが好きだなぁと改めて実感しました。