ばるでむ

アイム・ノット・シリアルキラーのばるでむのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

最後の宇宙人には唖然としてしまった。
確かに驚かされるが、こんなトンデモサプライズを期待して観に来たわけではなかったので、少しがっかりしてしまった。しかし最後以外はかなりハラハラしながら観れたし、楽しめていた。

画面のざらついた感じとか、町の風景とか、PG12とは思えないグロ描写とかとてもいい雰囲気の映画だったので、宇宙人とか出さずに生身の気が狂った爺さんが人を殺すところで止めて欲しかった。わざわざ安っぽいCG使ってまで宇宙人なんて出さなくていいのに。ティーン向けの小説を原作とした映画らしいが、こっちは未読なのでそんな事知ったこっちゃない。

爺さんの殺人の手口は確かに変だったが、たぶん袖の中に長い剣みたいな物を隠してたのだろうとか、たぶん無理矢理石油を飲ませて殺しているのだろうとか、自分の中でもっともらしい理由をつけて納得していたのが問題だった。あの時点で何かトンデモな事が起こると予想しておけばよかった。

解説が読みたかったけど、パンフレットが販売されてなかったのも残念。
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