アイム・ノット・シリアルキラーのネタバレレビュー・内容・結末

「アイム・ノット・シリアルキラー」に投稿されたネタバレ・内容・結末

予想外なラスト!!サスペンスかと思いきやまさかのホラーだった。
もうちょいなんていうかひねり欲しかったかな。

序盤の淡々と進んでいくシーンがどうしても眠くなってた…

ソシオパスとシリアルキラーとの対峙ってストーリーはあんまり聞いたこと無かったから、新しくていい感じではあった。
人間と人間が対峙して、そのドロドロした関係性を見せてくれると思ってワクワクしてたんだけど、「結局そっちなんかーい」って感じ。

ストーリーは面白くて、もっと心理的な部分を責めてくるかと思ってただけに残念。
それでも最後まで妻のことを愛してる姿は感動した。
そっちの方向に行くとは思わなかった映画としては「フロム・ダスク・ティル・ドーン」くらいの衝撃度。
先に言っといて欲しかったわぁ・・・。
何だか真面目なトーンで観ていて損した気分。
結局人間が一番怖いっていう部分をもっと知りたかっただけに、超常現象の突発的な登場にがっくり。
老人が次々と非情に淡々と殺人を実行して行く様は良かっただけに。
主人公の男の子かわいい
いじめっ子に言い返すセリフがクレイジーでクール。
ルール真似しよう。

最後突然の路線変更!?と思って笑ってしまった。
心理的なものをああいった見せ方にしただけなのかな?ほんとに悪魔もの??

セリフや画面がスタイリッシュ。
それがなかったらちょっと厳しかったのかも。
全体的にはわりと好き。
中盤に起こる衝撃的な展開で思わず声を出してしまった。
犯人が殺人を繰り返す動機が非常に物悲しく、同情を誘われた。
なぜか青春系ドラマだと思って見たのだが、皆さん書いてる通りそっち系だった。
妄想オチはイヤなのでそっち系で良かった。笑

まぁ突っ込みどころはあるし、皆さんの評価を見ると確かに…と思うが、私は言うほど嫌いじゃない。

最後まで結構ドキドキさせられたし、
タイトルの“私は快楽殺人鬼ではない”ってのは、少年よりむしろこのお爺ちゃんモンスターのことなんだな、って思うと切ないじゃん。
葬儀社の家で育った主人公の少年はシリアルキラーになり得ると診断されてカウンセリング中。
学生だけど家業の手伝いで死体の洗浄やらなんやら。なるべくしてなった感しかないけど、人殺しになりたくないから自分にルールを課して自制している。
そんな主人公の住む田舎で連続殺人事件が。親近感を覚える主人公が興味本位で近所のじいさんを追っかけたところ、じいさんが犯人だと知る。というかじいさんが人間じゃなかった。
じいさんの皮をかぶった化け物は、愛するばあさんと一緒にいたくて体の悪い部分を元気な人から奪って交換する事で生き長らえていた。
何が善で何が悪か、今までの映画と少し違ってはっきりとした境界線が無い面白さがあった。
普通の映画とは違う方向の「ん?んんん???」ってなるシーンがあってとても良かった。

主人公がいじめっ子に対して突然「お前の存在は段ボールと同じだ。箱って外から見てもつまらないだろ?切って開けてみるとたまに面白いものが入ってる。お前が退屈な話しをしてる間、お前の中身を開けてる想像してる」って言い出したのが印象的。
サイコパスな発想でグッときた。
途中までリアルなお話だったのにおじいちゃんの中から怪物が出てきてびっくりした。あれは本当に出てきたのかな?それとも主人公の妄想?
すっごい変な映画。
あらすじ等の事前情報をまったく入れずに鑑賞した私は、ただでさえ感情移入し辛い設定の主人公のジョンが何をしたいのか、何を思っているのか中盤以降完全に見失ってしまい物語に入り込めなくなっていたし、殺人犯の老人が実は人間じゃなかったという事を示す殺害シーン等の描写をきちんと飲み込めずにいた事で、ラストの展開には普通にびっくりした。
そして思った。何だこれ?

I Am Not a Serial Killer
確かに彼らはシリアルキラーではなかったけれど…
ソシオパスという病理と向き合うテーマであの結末は如何なものかと思う。
母親との関係性や、家業を含めた家庭環境の描き方や、その意図も安易に感じる。

ただ本作は全く出来の悪い映画ではないと思う。
雪深い田舎町の垢抜けない雰囲気、ジョンが日々感じているであろう閉塞感や鬱屈感を切り取ったかのような、16mmフィルムで撮られたザラついた質感の映像のマッチングがとても良く、終始良いムードを演出している。
キャストの演技も含め、描写のひとつひとつに信憑性があり、実存感がある。
クリーチャーの表現、コールタールを思わせる黒光りするドロッとした粘着質でヌルヌルしてそうな液体、その物質に対して生理的に感じる汚物感というか、嫌悪を感じずにはいられない感触がとても気持ち悪くて、これまで表現として意外とありそうでなかった、身近に感じる嫌な素材感とでも言おうか、個人的には良いアイディアだと思った。
このように所々にセンスを感じさせる一作。

何より、殺人犯の老人役に「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズのドクでおなじみのクリストファー・ロイドをキャスティングしたのはお見事で抜群の存在感。氏がご健在である事にとても嬉しくなった。
吹替版。?→??→???ってなる映画。
人間じゃないってそういうことかよ!?ってなる。確かに犯人っつ判明するシーンでなんか変なの伸びてたけど、まさか…。主人公もソシオパスなのかそうでもないのかよくわからないままでほんとによくわからない映画。
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