ブラウン管から、スターリニズムの台頭や新型兵器の恐怖が訴えかけられる。
そんな時代の霊媒師エリーズのエピソード1を絡めたプロット。
監督は、強烈なBBAホラー「テイキング・オブ・デボラ・ローガン」のアダム・ロビテル。
脚本はシリーズ全作を手掛けるリー・ワネルとあって、なんの心配もご無用。
家族を絡めた話は死霊館シリーズも含めお手の物。
新たな依頼に、若かりし日のトラウマと謎を紐解いていく展開はお見事。
ブラウン菅からのナレーション。
歴史は繰り返します。
過去の亡霊は戦わねばまた現れる。
新たな登場人物も加わり今後も続く怪異譚。
年々ホラー的演出に怖さを感じる事が出来なくなって当惑。
本作も、わざわざ部屋を真っ暗にしてヘッドホンで見たというのに…