18歳になったのを機にカリフォルニアにある孤児院から出る事になったサラは、クルーズ船でウェイトレスとして働くためのトレーニングを受ける事になるのですが、送迎を担当するダイアンによって性的人身売買組織に売られてしまいます。
一方、インドに住むアンバはパーティーでナンパしてきた男を振ったのが原因となり、その腹いせに人身売買組織に売られてしまう事に。
2人はテキサスにある売春宿で働かされる事になり、そこで同じ境遇にあるナイジェリア出身のマリと知り合いうのですが、果たして3人の運命は…。
といったお話でした。
期待していたような復讐系ではなくホラー要素も全く無く残念。
ストーリーは胸糞悪い系なんだと思いますが、直接的な描写も殆ど無いので、良く言えば観易いのですが、映画としてはインパクトが薄かったです。
終わり方も現実的で無難ではあったんですが、少し含みを持たせたのは上手かったですね。
ツッコミたくなる箇所もありますし、スッキリするようなしないような感じですね。
エンターテイメント作品というより、どちらかと言うと“人身売買や性奴隷の被害撲滅”を訴えかけた作品みたいですね。
尺は短いですし、途中で止める程つまらないわけでもないんですが、お勧めしたくなるような作品ではなかったんです。
ただ、現実的にこのような事が世界中で起こったいるかと思うと嘆かわしい限りです。