藤中恭美

ドリームの藤中恭美のレビュー・感想・評価

ドリーム(2016年製作の映画)
3.8
1960年代初頭はまだ人種差別の真っ只中だったということが驚き。
白人の部署に来たキャサリンは、コーヒーを飲むにもポットを非白人用にわけられ、トイレにいくのも白人の部署にはないので黒人の部署にある非白人用のトイレに行かなくてはならないので、往復40分もかかる。
この時代の黒人の苦労って並大抵のことではない感じ。
それでも計算の確かさに、やがて上司やパイロットに信頼されるまでになるから、胸をすく展開。
黒人の部署の計算手たちが、コンピューターIBMのプログラミングを手がけるために、非白人の部署から白人の部署に乗り込むところ最高かも。。。
あと白人専用と書かれたトイレのプレートをぶっ壊す上司も最高かよ。
この上司、よく見たらケビン・コスナーだった。
久々に観たかも。
実話の面白さが爆発した良作でした。
藤中恭美

藤中恭美