1960年代のアメリカNASAで実際に働いた黒人女性の実話を元にした映画。
公民権運動の裏でこんな話があったとは知りませんでした。黒人女性というだけで二重の差別を受けていたという話を本で読んだことがありましたが、NASAで働いたこの映画の主人公の女性たちやバスの座席差別撤廃を訴えたローザ・パークスさんなどの凛とした姿勢が理不尽な世の中を変えてきたんだなと歴史の重みを学ぶ面白さが詰まった映画だと思った。
本人たちが語らずとも劇中のファンキーな音楽が主人公たちの芯の強さを表している点も映画にリズム感が出ていて最高でした。