ジュラシック・パークの原作と脚本でも有名なマイケル・クライトンの初監督&脚本作
近未来のテーマパーク、そこでは西部開拓時代のアメリカ、中世ヨーロッパ、古代ローマの生活を体験し楽しむ事が出来る
そこにいるキャストは皆ロボットであり、彼らは完璧にコントロールされており、人間に危害を加える事が出来ない様になっていた
主人公たちはそこで決闘を挑むガンマンを返り討ちにしたり銀行強盗をしたりと西部ライフを楽しんでいたが、その裏で少しづつシステムにエラーが出始める
エラーを起こし主人公を執拗につけ回すロボにはユル・ブリンナー!荒野の七人の頃と変わらずカッコいいが、それ以上にエラーを起こしたロボとしての不気味さが勝る
しかしロボとの追いかけっこはラスト30分ほど、それまでは楽しい西部ライフとその裏で少しづつエラーを起こしていくパークとそれに対応する人々がゆっくりと描かれる
そのため今の息つく隙もない、畳み掛ける様なアトラクションムービーに慣れていると退屈に感じるかも