北朝鮮に蹂躙された祖国を救う為
マッカーサー率いる国連軍に協力する八人の韓国人。
仁川上陸作戦のカギとなる機密文書を狙い潜入する。
いつもの韓国映画を期待すると、やや物足りない。
韓国部隊の隊長のイ・ジョンジェ
辛い決断する苦悩の表情。
果敢に任務を遂行する精悍さ。
北朝鮮側の幹部イ・ボムス
微笑んでいても鋭さを失わない目。
躊躇なく命令を下す冷酷さ。
二人の駆け引きは凄かった。
が…それ以外のメンバーの掘り下げがもっとあっても良かったんじゃないかな?
マッカーサー(リーアム・ニーソン)をはじめとする勝手な連合軍側の部分を削って、同一民族で争う悲しさや残酷さに重点を置いて欲しかった。
いつもはキライじゃないベタな泣かせる演出も今回はちょっと…
何だろう?
実話がベースだからかな。
絶対にマッカーサーはこんなんじゃないって思う。
簡単に美談にして欲しくないんです。
課題は山積みとはいえ、統一への道が見え始めた朝鮮。
ほんの少しずつでも進んでいければ…