映画でも言及されているが、多分アイデアはチリの鉱山から生還した話から取っているのだろう。
何の前触れもなくトンネルに車で侵入したジョンス。
するとトンネルは崩落し、ジョンスは生き埋めの状態に。
救助隊もトンネル内には入れず、掘り進めるという形で救助を進める。
ふつうこれだけ大掛かりなものなら多くの人が被害にとなるものだが、閉じ込められるのはたった二人と犬一匹。
パニック作品だが予算の少なさと相まって、トンネル内ではそこまで劇的な変化はない。
むしろユーモアを漂わせる場面などは脚本が上手いのだろう。
最後の方で感動をいきなり強調させるのはどうかと思うが、これだけの規模を見せるという意味で、邦画は決して敵わないだろう。