このレビューはネタバレを含みます
血!カネ!汚職!義兄弟!
ドロッドロの血にまみれた韓国ノワール。
市長の裏工作のために動く警官ドギョンが、上司をぶっ殺してしまうところから物語が始まる。ここでタイトル出るのもカッコいい。
検察に脅されて市長の黒い証拠を掴んで来い、という無茶振りをされ、市長と検察の板挟みで身も心もボロボロになっていくドギョン。目だけがずっとギラギラしている。
弟分のソンモがどんどん尊大になっていき、でも最後には半ば投げやりになっていたのが切なかった。
市長がキレッキレ。ケツ出すし。自らカッターに向かっていくシーンスゴすぎ。ドギョンにミカンあげるとこ好き。洋楽が流れるシーン全部良かった。
最終ステージが斎場っていうのも良い。やっぱ最終的にみんな死ぬ映画って最高だな。「こうなると思った 分かっていたけど……しょうがねえ」