西路秀俊、渡辺謙、松重豊、大和田獏が爆裂する全員悪人の怒涛フィルム。マイ韓国映画史を塗り替えるバリズバの一位。後半戦の緊迫感とラストに挿入したマカロニウエスタンな曲やモノローグが犯罪映画として完璧だ。全編に通す、女子供は引っ込んでろの男ismロマンチストクライムノワールが堪らなく勿論正統派。フェミニズム？映画という魔法の前では無力だ！卑しい男を馬鹿にしとけ！しかしな、男はこれで勃つんだ！精神的射精をやっちまうこの旨すぎる脚本と台詞に喰らっとけ！兄貴！舎弟！権力！金！そしてさもしい性欲が何処となく品良く臭う愚かさとリアルライフ！
開始には男前漂った西島秀俊が最後には顔ボコボコに成ってる汚い成長を見逃すんじゃねえ！
悪人が出てきたらそれを殺すヤツが出てくる勿論悪人。そしてそれも殺すんだが殺すやつがまた新規で悪人。これが繰り返される。まるで悪のインフラ。ドラゴンボールの悪人版。
効くぜ！！
