Kaji

否定と肯定のKajiのネタバレレビュー・内容・結末

否定と肯定(2016年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

ホロコーストは無かったと主張する歴史家が米国籍歴史学者でホロコーストについての本を出版したデボラをイギリスの法廷にて名誉毀損で告訴。著作の中での一文が契機。
その法廷闘争が主。

イギリスの法廷では被告側に論証の義務があり、デボラはイギリスにて弁護団を組成。
しかし弁護団は法廷戦略でデボラの発言とホロコーストの生存者の証言を封じる。
名誉毀損の裁判ではあるが、根底にある差別意識やいかにして虚偽やすり替えを行った歴史を主張をしていたかを切り崩していく。


裁判終盤での判事が問いが重い。

トムウィルキンソンはほんと名優だな
Kaji

Kaji