片腕マシンボーイ

榎田貿易堂の片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

榎田貿易堂(2017年製作の映画)
4.1
渋川兄やんの出演作が5月から7月にかけて5本も公開されて、渋川兄やんを愛してやまないマシンボーイは大忙しなわけでして…
ってか毎年のように傑作が誕生する渋川兄やん映画やけど、今年もはずさなかったぜ!「榎田貿易堂」最高!渋川兄やん最高!

地元に帰って何となくリサイクルショップを始めた榎田、女好きな当人はもちろん、この店に集まる人々は皆何らかの悩みを抱えながらも平凡な日々をおくっており…、って話

マシンボーイも今すぐ榎田貿易堂の仲間に入りてぇよぉ!あのゆる〜い会話の輪に交じりてぇよぉ!近所のババアの行く末を刑事ドラマよろしく推理していくシーンの愉快さな、「デス・プルーフ」以前のタランティーノ映画を彷彿とさせる無駄な会話劇!ぺろぺろ

渋川兄やん演じる榎田はもちろん、キャラクターがみんな愛おしいんですわ
渋川兄やんはな安定の皆に愛されるクズ役でしてね、これ系の兄やんにハズレ無し!カッコ良いのにカッコ悪くて最高
はぁ、可愛い、女好きでだらしなくても可愛い、笑顔も可愛いしファッションも可愛い、オーバーオール欲しい、サロペットが可愛い女子No.1が橋本愛ちゃんなら、オーバーオールが可愛い男子No.1は間違いなく渋川兄やんですわ、そういや飯塚監督って「大人ドロップ」で愛ちゃんにサロペット着せてたよな、飯塚監督わかってる男や!
昨年の「Amy Said」「ろくでなし」、一昨年の「下衆の愛」、さらに前年の「お盆の弟」「コントロール・オブ・バイオレンス」、毎年の様に兄やんには惚れ直していますが、今年の兄やんも最高やったぜ!ぺろぺろぺろぺろ

伊藤沙莉もめちゃめちゃ良かった!ぺろぺろ
マシンボーイって煙草吸う女子とはチュウ出来ないくらい煙草の臭い苦手なんですがね、伊藤沙莉に関しては煙草吸ってた方がなんか伊藤沙莉っぽくて良い気がしましたわ、声かな?
本作の人妻役の伊藤沙莉はめちゃ可愛らしくってですね、特に珍宝館でちんこをコスコスさせる伊藤沙莉の表情の可愛らしさにはキュンしかなかったですわ!ちんこコスコスしても色っぽいというよりは可愛いところがマシンボーイ的にはポイント高い!ぺろぺろぺろぺろ
チンチンダッシュも良かったしな!

盛岡龍も初めて良いと思えたし、乾貴美子と諏訪太朗の熟年セックスも最高!
あとな苦手やった滝藤賢一を克服したかもしれない!丈刑事良かったです!

久々に劇場で声出して笑った気がするし、しんみりするシーンもキュンとしたし、これは現代版の人情劇として「男はつらいよ」みたいに年2本とは言わないがシリーズ化して定期的に新作観れたら堪らん作品やなぁ、思いました

ただひとつだけ本作でわからんことがあんねん、渋川兄やんの台詞でな「俺クラスになれば69どころか76なんだ」って自慢げに言うんがあるんやけどな…
76ってなんや?どういう形になってんねん?それぞれ別方向向いてるように見えるんやが?くぅ、ワシも76出来るくらいの達人になりたい!
でも達人になるのは命がけやしな…、そもそもそこまで性豪ちゃうしな…

さて渋川兄やん次の作品は「傀儡」か…兄やんチョイ役かな?
「パンク侍、斬られて候」もそそられないけんけど、兄やんとムラジュン出てるなら観なあかんか…
期待してんのは「ルームロンダリング」、金髪の兄やんにキュンなれるんとちゃうかな?
そして飯塚監督は「虹色デイズ」が間もなく公開か!本作は素晴らしかったし、高杉真宙くんと恒松祐里ちゃんが出てるから俄然期待しちゃうよなぁ!

ちなみに、エンドロールでキャストの中に、ちん子、って名前があって吹き出したんですが、珍宝館の館長でした、流石です