うふふ

君の名前で僕を呼んでのうふふのネタバレレビュー・内容・結末

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

言いたい事があり過ぎるため散文的です。まずエリオとオリバの会話ややり取りが滅茶苦茶生々しい。言葉にすると自分の想いに歯止めが効かなくなるから敢えて言葉にしないって、なんだか日本の言霊みたいな発想で非常にウェットな感じだった。エロい雰囲気になるのをオリバがいなす際に、気まずい雰囲気を誤魔化すようにふざけ出す二人が愛おしい。タイトルを回収する例のシーンではお互いを相手の名前で呼び合うことで相手と同化しようとしてるんだと思うと、どんなエロいシーンよりもエロい‼️と悶えてしまった。そんな彼らを両親やエリオを想う女の子、取り囲むイタリアの美しい風景すらも見守って祝福している感じがして良い。特にエリオの母も女の子も自分を好きになってくれないとどこかで分かっている相手を想っているだなんて、どこまで健気なわけ⁉️優しさに溢れている映画です。オリバが結婚したと聞いて、涙を堪えながら暖炉の炎をただただ見つめるエリオの長回しのままスタッフロールいくってマジ⁉️見たことない演出、もう最高。
うふふ

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