さゆり

君の名前で僕を呼んでのさゆりのネタバレレビュー・内容・結末

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

高校時代、耽美で好きそうと言ってくれた友人の言葉が忘れられず鑑賞。
映像美、物語の温度感はまさにそう。
夏の甘酸っぱい思い出、という言葉がぴったりの作品。

勉強のため短期間エリオ家にホームステイすることになったオリヴァー。
エリオは年上のオリヴァーに心惹かれており、行動が思春期らしくて可愛らしい。片思いと思ってたけれど、まさか両思いだったとは!!母の眼は鋭い。
エリオの純粋な眼差しに、オリヴァーは抑えていた気持ちを解放させていく。何とも楽しそうな2人。短いステイ期間は終わり、2人で小旅行したのち帰路に着くオリヴァー。
季節が変わり、オリヴァーから電話がある。内容はオリヴァーの結婚報告。もちろん、同性愛が認められていない時代、家系なことも理解はできる。それでも、思春期の少年には残酷すぎる。
そんな2人の絆を知る両親の優しい眼差しが暖かいのだけが救い。

エリオは幸せになってほしい…
さゆり

さゆり