カニ

君の名前で僕を呼んでのカニのレビュー・感想・評価

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)
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途中で絶対に寝てしまい、3回目にしてやっと最後まで辿り着けた。

丁寧すぎるくらいじっくりと2人の関係が進んでいくのを描いているからこそ、ラストにかけての痛みが増していく。

とくに終盤の、ラヴェルのマ・メール・ロワにのせて語られる、エリオは勿論この映画を見ている全ての人たちに対する救済のような父の言葉と、冬景色に移っていくシーンの素晴らしさに溜息が出た。

焚き火を見つめるエンドロールはエリオと一緒に泣くための時間だった。

ティモシー・シャラメ、すごい……
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