Prime Video配信終了の知らせを見て、駆け込み鑑賞。間に合ってよかった。
息を呑むくらい美しくて「官能的」な登場人物たち、ASMRかと思うほど丁寧に拾われた生活音、1983年の懐かしさを誰もが共有できるように描かれた画、そしてさも小説を読んでいるかのような表現の知的な台詞たち。ありとあらゆる要素が精巧に作られていて、それらが交ざって、だけど私のボキャブラリーでは結局のところ「綺麗」という言葉でしか表現できない。。
観ている限りはメタファーがかなり多いというか、目から入れた情報をすべて咀嚼しきれていない感が否めない。これは他の方の知恵を拝借して、考察のチェックが必須。
あとはなぜ、同性愛が禁忌とされたこの時代に、エリオの両親はあれだけ2人の恋愛について理解があったのだろう…?
オリヴァーの方はといえば、同性に好意を持っていると自分の両親知ったら、きっと矯正施設に行かされるだろうとまで言っているのに(おそらくこちらが普通なはず)。理解がある両親に越したことはないけど、かなり珍しいのでは…?という疑問。
Amazonでは一旦バイバイな本作だけど、ちゃんと考察見て理解したうえで、またどこかで観られるといいな!