Rさんの映画レビュー・感想・評価

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スノーマン(1982年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

気づいたこと
•子ども、パンツ履かずにデニム履いてる
•スノーマン、帽子をとってご挨拶、ジェントルでgood
•ネコ、びっくり顔グロい

ロボット・ドリームズ(2023年製作の映画)

4.5

人生でいろんな出会いと別れを繰り返している人ほど刺さるであろう、大人向けでビターなアニメ。
上映館が少ないのもったいない!けど、それが希少価値を高めている感もあって…笑

台詞はなく、画こそシンプルで
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(2022年製作の映画)

3.2

「森さんがおじさんになるところ見たかったな」
さわ子の台詞として捉えるとダブルミーニング。
自分が愛でている「おじさん」という一種の生き物に成り果てた森さんを見たいということ
歳を重ねておじさんになる
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つみきのいえ(2008年製作の映画)

4.0

大切なひとがいなくなったとき、形あるものとして、どれだけそのひとの面影が残っているんだろう。

ありふれたものたちに、どれだけ大切なひととの思い出を想起することができるんだろう。

写真はどうか、たく
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愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

3.6

通勤途中に観て、涙出てきて焦り…
12分に情報がぎゅっと詰まってて、痛いほど感情移入できる。

影の方の自我が本心なのかな。
最初は現実と向き合えなくて、でも本当は思い出を振り返って、あの頃を思い出し
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.9

Prime Video配信終了の知らせを見て、駆け込み鑑賞。間に合ってよかった。

息を呑むくらい美しくて「官能的」な登場人物たち、ASMRかと思うほど丁寧に拾われた生活音、1983年の懐かしさを誰も
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

3.4

カントリーミュージックが大自然とマッチして、心地良い。これは晴れたお昼に外で寝転びながら観たい…..笑

本作の名言のひとつ「友達は選べる家族」。
難しく考えなくても意味がよくわかる、良い台詞。友達を
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イリュージョニスト(2010年製作の映画)

4.5

アニメーションの線がやわらかであたたかくて、だけど終始画面の彩度が低くて、ずっとどこか哀愁を感じざるを得ない。

タチシェフとその仕事仲間がどんどん時代に取り残されて自分の職を手放していくさまが、どう
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女と男のいる舗道(1962年製作の映画)

3.9

ナナを演じるアンナ・カリーナの美貌をたんまりと堪能できる一作。
序盤からお顔の抜きショットが続き、映画館で見たら誰もが呼吸をも忘れてしまうような、危うさと高貴さを兼ね備えた彼女。素晴らしい。

■映像
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ミーン・ガールズ(2004年製作の映画)

3.1

アリアナの“Thank you, next”のベースになっていて、リンクしているシーンが多いのでarianatorにはぜひ観てほしい一作。

タイトル通り、ミーン(イジワルな)女の子たちの間で起きる、
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シンデレラ・ストーリー(2004年製作の映画)

3.6

久々にこんなにハッピーな映画観た!いいねえ、救われます。

シンデレラの現代版ということで、童話のの筋書きをそのまま今の時代に落とし込んでいるわけだけど、これがとっても自然なんだよね。
無理矢理感がな
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天使の涙 4Kレストア版(1995年製作の映画)

3.8

主観で、この映画を表現する形容詞3つ。
退廃的、官能的、幻想的。

観る順番は間違えてしまった。
“恋する惑星”を先に観ておけば、ちょっとした気づきや繋がりを楽しめたかもしれない。

■一種の芸術品と
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.3

他生物による人間の搾取は、未だ誰もが経験のない歴史である。異星人に侵略されるってこんな感じなのかなって、未知の脅威について、ぐるぐると考えてしまった。だからか、鑑賞後に疲労感が残った。作画は日本では大>>続きを読む

パーマネント・バケーション(1980年製作の映画)

3.5

来年から社会人らしく結ファで申し上げると、あんまりハマらなかった。
やはりジャームッシュの回す画そのものは申し分なく。なんというか、自分でもバツが悪いと思っている。
というのは、ジャームッシュ映画の禁
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マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

3.7

ずっと見たくて見たくてたまらなかった一作。
2人でバイクに跨り、“無茶をしたあの頃”を振り返る青春ムービーかと想像を膨らましていた。
その空想は芯から覆されることになる。

ティーンエイジャーのドラマ
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ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

3.7

ジム・ジャームッシュの魔法。
日常を映画として脚色できること、それをオーディエンスに飽きがこない画で収めることができること。

本当に他のユーザーの方々が仰っている通りの構成で、
①オフビート(明確な
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

4.5

すべてが洒落ている…。
レビューの書き出しだけで5分も迷うほどに、鑑賞後は「オシャ」で頭が埋め尽くされてしまった。
なるほど、これはヴィンテージ系メンズがInstagramでこぞって本作のワンシーンを
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たまご少年の恋(2016年製作の映画)

3.1

オチの収拾が素敵!
恋して照れちゃって火照っちゃったのが伏線かつ命綱になっただなんて、設定が活きてる。

けど手放しで喜べないのは、そのルックスのせいなのか…。
世には“ブサカワ”なんて言葉も存在する
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クレイジー・ヘア(2018年製作の映画)

-

Crazy Hairって、てっきり髪の毛で遊ばれる話かと思った笑
この先入観と実際のストーリーとのギャップが大きかったので、反動で想像以上に切なくなってしまった。

マングース、最初から何かを示唆する
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.8

全くの無知で観たけれど、予備知識ゼロでもついていける一見さんに優しい作品。

庵野カラーを節々に感じて、エヴァも観たくなったり。

カメラアングルがユニークで、広角っぽい画角が印象的。アニメだとこうい
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スーツの中は?(2012年製作の映画)

2.5

ぬいぐるみとの駆け落ち(?)がどんなメタファーだったとしても、子どもと旦那さんの気持ちを推し量ると、全部アウトにしか思えない。。。

最初にうさちゃんの看板の耳蹴り飛ばしたから、うさちゃんに呪われる系
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コーダ(2019年製作の映画)

-

すごい!ショート尺とは思えない壮大さ。

葛藤する気持ちってなかなか言語化して外部に伝えるのは難しいことだけど、ダンスに昇華するのって、ただ言葉にするよりもエモーショナルに訴えかけられるからぐっとする
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ロウフとペート(2017年製作の映画)

5.0

ほっこりムービー、無駄のない6分。

あらすじに「3本足の犬のロウフ」って書いてあったから、怪我でもしているわんちゃんなのかと思ったら、本編を見て納得。
クロッキーのメタ的視点がうまく活かされていて、
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ロスト・ボディ(2012年製作の映画)

3.6

想像以上に面白かった!というか、これはラスト10分を堪能するための映画だと言っても過言ではないはず。

どんでん返しは2回。
1回目は良くあるどんでん返しだなーって思ったけど、2回目がトゥルーエンド。
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tokyo skin(1996年製作の映画)

3.2

ある意味ポスター詐欺かもしれないけど、作業用として流しておくのは丁度いいような。ストーリーは薄いから、かるーく雰囲気が楽しめた者勝ち笑

この時代の東京を等身大で感じられるうえ、都会ならではのディープ
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.1

ポスターから既視感があると思ったら、ジャームッシュの“Night on Earth”としっかり絡みあり。

同じ日を1年ごとに遡っていく形でストーリーが進行するが、この構成がなかなか良い。
時系列を逆
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あるメイドの密かな欲望(2015年製作の映画)

2.8

あまりに情報が少なすぎて、セレスティーヌが何を考えて、どう生きたくて、なぜその選択をしたのか、全てにおいてヴェールが明かされることはなかった。

小間使いでいることは嫌なのに、庭師のおじいに「支配され
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ゴースト/ニューヨークの幻(1990年製作の映画)

4.3

大学のスタバで観るのは完全に間違ってた…。思いきり泣いても大丈夫な場所での鑑賞必須。

本作では、肉体のないサムが霊感のない人間との唯一の接触手段として“触覚”があって、ストーリー展開のキーにもなって
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ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017年製作の映画)

3.7

お恥ずかしながら、私は”The Catcher in the Rye” を読んだことがないまま鑑賞。
ノンフィクションにはあまりおおそれたレビューをしないポリシーだけれど、鑑賞後の新鮮な気持ちを少しだ
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