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君の名前で僕を呼んでのharuのネタバレレビュー・内容・結末

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

17歳の少年と24歳の青年のひと夏の恋。

舞台になっている北イタリアの避暑地の
自然と街並みが絵画のように美しい。

エリオとオリヴァーの美しさも相まって
目に映る全てが綺麗で儚かった。

徐々に距離が縮まっていく2人が
ただただ微笑ましくて尊くて...。

このまま永遠に幸せでいてほしいと
思っていたのに...。

暖炉の前で静かに泣くエリオの表情に
胸が締めつけられて辛かった。

でも、オリヴァーはエリオのことを
本当に好きだったと思うんだよね。

「僕の父なら矯正施設に直行だ」
というオリヴァーの言葉から分かるように
エリオとの恋は絶対に許されないから
諦めるしかなかったんじゃないかな。

エリオを傷つけたことは変わりないけどね。

同性カップルの友人もいて
息子が男性を好きなことに気づいていても
反対せずに暖かく見守ってくれる両親に
愛情たっぷり育てられたエリオ。

オリヴァーも同性愛に理解のある人に
育てられていたら結末は違ったかな。
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