まーぷる

君の名前で僕を呼んでのまーぷるのレビュー・感想・評価

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)
4.5
2回観てきた。それでもまた観たいと思える作品。

読書をしたり編曲をしたりする大人びているように見えるエリオだけど、やっぱりまだ幼くて青くて揺れ動く少年として描かれているのが良かった。彼があの17歳の夏にオリヴァーと出会ったということに意味があった。彼が大人になる一歩手前の未完成なままで。

オープニングとエンディングが特に好き。あとお父さんとのやりとり。ティモシー・シャラメのちょっとした視線、口元の動き、声の抑揚全てがエリオだった。これからの作品が本当に楽しみ。
まーぷる

まーぷる