このレビューはネタバレを含みます
久し振りに途中で帰りたくなっちゃうくらいに余りにものリアルさに少し戸惑っちゃったのが事実だけど、ラストシーンがそれまでの120分の出来事を素敵な感情で思い出させてくれた感じはします。
アプリコットオナニーを始めとした衝撃的な表現が印象強いけど、
それとは別に、ピアノの音楽がエリオの感情変化とともに流れる演出とかも同様に印象強く残ってる。
エリオのお父さんもオリヴァーも、
なんだかんだ本来の感情を抑えて結局は望んでた道を捨てざるを得なくなってしまう周囲の環境かやはり寂しく辛いし、
それが社会なんだなぁって痛感させられた映画でした。