うりた

君の名前で僕を呼んでのうりたのネタバレレビュー・内容・結末

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

※以下頭の悪い感想が続きます

は?尊すぎてつら
映画終わって電気ついて友人と顔見合わせて「ウ〜〜〜〜〜ッ!!」つって泣いた

まず2人が美しすぎ。は〜なにこれ3次元なの??オリヴァーの肩幅無理。すき。
セリフ、しぐさ、そして彼らの間に流れる空気感までもがスクリーンを超えてダイレクトに伝わってきて、エリオの家の壁になりたい私も大変に幸福な時間を過ごさせていただきました。見てるだけで本当に幸せでした。幸せのおすそ分けをありがとう。

2人で最後に旅行行けるなんてもう私まで小躍りしそうなぐらい嬉しかった!!ありがとうお父さんお母さん!!
…のに、なのにだよ!!!
いやわかるんですよ、バームクーヘンエンドは至高。
それにしてもシャラメの演技力が半端なくて感情移入しちゃってもーーーオリヴァーーーーーーーでもオリヴァーは悪くないんだ……悪いとか悪くないとかじゃ……ないんだ………………

エリオは理解あるお父さんからあんなに優しくて偉大な言葉を受け継いで、そして繊細で芸術肌の子だから尚更心に刻んだと思うんだよ…
そんな中半年待って突然電話かかってきたらそら期待もするでしょう!17歳だよ!?!?ああああ〜……

自分のお父さんがオリヴァーの父親だったら僕を諦めなかっただろうかとか、オリヴァーは器用に生きられるけど僕はずっと不器用にしか生きられないんじゃないかとか、現実はこうなんだから仕方ないとか、でも悲しい悔しい腹立つ好き愛してる楽しかった幸せだったとか、そういうグルグルグルグルした思考がセリフ一つないエンドロールで、表情だけで表してたのが鳥肌で。辛くて。でも美しくて。

お母さんも、あの人ならきっとお父さんの本当の気持ちに気づいてたと思う。お父さんは気づいてないと言ったけど。だから尚更お母さんはエリオの気持ちを尊重したかったのだろう。
あ〜エリオ〜…幸せになるんだぞ…相手の気持ちと自分の気持ちが一致しないのは恋愛なら男女も男男も女女も関係ない。でもどういう形であれ自分の気待ちに嘘をつかずに生きてほしい。そして願わくば世の中の人みんながそういう風に生きられる世界になるといい。
うりた

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