このレビューはネタバレを含みます
この世界に行きたい。どこか懐かしさを覚える世界観。
こういう切ない終わり方大好き。
実は、この話、全部作者のことらしい。
最後、エリオって呼ばれて終わるけど、あれは
もう、自分はオリヴァーじゃないんだな、
もうオリヴァーと呼んでくれるひとはいないんだなぁ。っていう気持ちなのかなって思った。
「君のことが知りたいから」っていう台詞が良かった。本も読んだけど、本に書いてあった
「君が触った部分だけが切り取られて、それで頭が一杯になる」っていう言葉に共感した。
そして音楽が素晴らしい。
これが、彼史上最高の映画だって思いたくないよダーリン