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君の名前で僕を呼んでのeriikoのネタバレレビュー・内容・結末

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

全てのシーンが絵画のように美しい。音楽も美しい。設定が高尚すぎてリアリティがあるかは分からないけど、エリオくんの繊細な様子に痛いほど胸が締め付けられた。

いろいろな方のレビューを見るとユダヤ教が深く関わっているので、調べてみると面白い。また、全ての子供たちにあのようなお父さんとお母さんがいたら、救われるんじゃないかな思ってしまうほど素晴らしい両親だった。強いて言うなら少し女の子の扱いが悲しかったかな。

原作では大人になった二人も出てくるが、「ティモシーの大人になった姿を演じられる俳優はいない。」と監督に言わしめて、オリバーが去るところで終わった本作。続編も出るとのことで楽しみだ。

ティモシーくんについては尊くて感想を言っていたらキリがないけど、特にラストの長回しは映画史に残ると思う。最後に監督の言葉をお借りして「彼の人生の中で今この瞬間、二度とは訪れない瞬間の彼を得られて本当にうれしく思う。」
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