なー

レザボア・ドッグスのなーのレビュー・感想・評価

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)
4.2
タランティーノ初期作
まだ荒削りな部分もありつつ彼にしか作り得ない空気感が溢れかえってる
とにかくタラちゃん作の根幹となる"会話劇"
どうしても惹きつけられてしまう魅力を言葉で表現するのは難しく、とにかく観てみてとしか言いようがないですよね
初めてのハリウッドでの本格的な長編チャレンジでこんなもの作れちゃうんだからやっぱり天才なんだな

まだタラちゃん作品を全部観てるわけではないから断定は尚早かもだけど、時間軸の操作やB級やローカルな過去作へのオマージュ、絶妙かつかなり趣味に偏った音楽のチョイス、リアルなセットやアクション、随所に見られる"遊び"がこの先どんどん増えていって作品の魅力がマシマシになっていくんだなと思うと感慨深い

みんなとにかくカッコいい
スーツで車まで移動するシーンはなしてあんなにキマるんでしょ?
スティーヴ・ブジェミ演じるMr.ピンクがワンピースのサンジのモデルなんて知らなかった
ブジェミのルックスって強烈でほんとに映えるなあ
ハーヴェイ・カイテル演じるMr.ホワイトも強烈に印象に残ってる
情に厚い男の最後の嗚咽...凄すぎた
なー

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