マーくんパパ

真夏の夜の夢のマーくんパパのレビュー・感想・評価

真夏の夜の夢(1935年製作の映画)
3.1
ハリウッドで作られた初めてのシェイクスピア映画(ということらしい)。愛する人との結婚を父に反対されて森に駆け落ちする2人。父の決めた許嫁が後を追う、その許嫁を好きな女も後を追う。侯爵の結婚式で御前芝居する事になった素人劇団の面々が稽古するため森に向かう。森のイタズラ妖精パックが花の媚薬で恋する相手を変えていく…。こうして森の中での夏の一夜に様々な恋が咲き乱れる。確かにシェイクスピア劇の中では一風変わったファンタジー仕立て、妖精たちの踊り等それを映像化したこの当時にしては質の高いファンタジックな画面でした。ただ中途半端な稽古で出来上がった御前芝居を長々見せられるのには閉口したけれどネ。オリビア・デ・ハヴィランド、ジェームズ・ギャグニーやミッキー・ルーニーなどハリウッドスター華やかなシェイクスピア劇でした。