いせしま

アンチャーテッドのいせしまのネタバレレビュー・内容・結末

アンチャーテッド(2022年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

大好きなゲームが大好きな俳優主演で映画化されたら、それは観に行かないわけにはいかないでしょう。

ということで、だいぶ遅くなってしまいましたが、IMAXで観てきましたアンチャーテッド。

ゲームは4までプレイ済み。psvitaで出ていた作品だけ唯一プレイ出来ていません。1番好きなのは4で、1番遊んだのは2です。

原作ゲームはまさにプレイする映画で、ド迫力のアクションや魅力的なキャラクターたちの掛け合いが楽しめるシリーズですが、今作もばっちりその特徴を掴んでいました。

まず、アクション。スパイダーマンの時以上にトムホが気合いの入ったアクションを見せてくれます。飛行機から落っこちるシーンは映像が立体的で2Dで見ているのに一瞬3Dで見ているような気分になりました。

次にキャラクター。私が原作で1番好きなキャラはサリーなんですが、今作のサリーはちょっと原作とは印象が違うなと感じました。ただ、だからダメというわけではなく、むしろ今作にはぴったりのうまいキャラ改変だと思います。ネイトやクロエとの掛け合いも非常に良かったです。

そしてストーリー。4をベースにしつつ、しっかり主人公ネイトの物語としてまとまったものになっていました。原作のオマージュが盛り沢山で、私は開幕からずっとニヤニヤしていました。

ファンサービスという点で私が感動して、少し泣いてしまったのが、空中に浮かぶ海賊船内での戦闘シーンで、ネイトが敵から銃とホルスターをいただいて装備するところ。

この場面でゲームでおなじみのネイトのテーマが流れてきて、思わず涙。

トムホがネイトってちょっと若すぎない?とかピーターパーカーに見えちゃったりしない?とか観る前は不安もあったんですが、このシーンで全部吹き飛びました。

映画版ネイト誕生の瞬間を目撃出来て感無量です。

本当に今作は原作ゲームへの愛が詰まった作品だったと思います。この映画に携わった全ての人にありがとうと伝えたいです。
いせしま

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