いせしま

名探偵コナン ハロウィンの花嫁のいせしまのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

レビュー書くのが爆遅になりましたが、公開してすぐ観に行っていました。

5月に2回目も観に行ったんですが、さすがに時が流れすぎて、結構忘れてしまっています。ご了承ください。

ただこれだけレビューをさぼっていた自分ですが、コナン映画は全作観ていますし「名探偵コナン」という作品も子供の頃から大好きな作品です。一応はコナン好きとして久々のレビューを書いてみます。

前作である「緋色の弾丸」とその前の「紺青の拳」は自分はいまいちでした。ですが今年は制作陣が結構変わっていて、予告編からも今までにない雰囲気を感じたのでかなり期待していました。結果的に今作はその期待に応えてくれる作品でした。

1番変化を感じたのはやはり音楽ですね。これまではずっと大野さんという方が作曲されていたんですが、今作から菅野さんという方が担当されています。もちろん大野さんの音楽も大好きなんですが、菅野さんが作曲された曲もめちゃくちゃかっこよかった。特にメインテーマはアレンジが独特で最高でしたね。

それから音楽面でもうひとつ。「キミがいれば」が流れたこと。昔からのファンが感動するのはやっぱりこれですよね。「探偵たちの鎮魂歌」以降流れてなかったですから。まさかのサプライズでした。新しいスタッフさんたちはきっと昔のコナン映画がお好きな方たちなんでしょうね。「キミがいれば」だけじゃなく色んなところから過去作へのリスペクトを感じました。

作画も今回よかったですね。もちろん作画が悪いコナン映画はないと思うんですが、今作は前作までよりさらに一段階綺麗になっていてよかったです。特にキャラクターの表情にすごく力が入っているのを感じましたね。佐藤刑事とかエレニカとか。序盤のおっちゃんが轢かれてしまったときのコナン、灰原とか。

そして肝心のストーリーですが、これも概ねよかったです。たっくさんいるキャラクターたちそれぞれにきちんと役割やいいシーンを与えていて、とてもバランスがよかった。安室さんだけが目立つわけでも、警察学校組だけが目立つわけでもなく、なんだかんだみんな活躍したけど結局1番目立っていたのは、主人公である江戸川コナンという。なんせ「名探偵コナン」ですからね。やっぱりコナンが活躍しなきゃ。

ミステリーとしては犯人が超わかりやすかったのは微妙でした。まあ登場キャラクターがほんとにたくさんいるので、そこにさらに犯人候補を増やすのは難しかったんでしょうけども。ただ、犯人のキャラクター自体はすごくよかったです。久しぶりにちゃんと強い犯人でよかった。正体判明してからは若干小物っぽくなってしまいましたが。

という感じでだらだらと書きましたが、また観に行きたくなってきました。まだやってるみたいですし、時間があれば行きたいところです。
いせしま

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