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アンチャーテッドのkazataのレビュー・感想・評価

アンチャーテッド(2022年製作の映画)
3.5
元ネタのゲームが果たしてどんなモノなのか全く知らずにウォッチしましたが……「もしも"スパイダーマン"が"インディ・ジョーンズ"をやったら…」という印象で、(いい意味で)何も考えずに楽しめるエンタメ・ムービーでした。
(意外や意外にも本作が初の"PlayStation"印の長編映画とのこと…)

単なるギャグ(そんなに笑えないし…)に思えた小ネタが一応フリとしてことごとく機能していたり、オークション会場での一発目のアクションシーンも後の(予告編でも使われている)空中アクションシーンのフリになってたり、導入部の子ども時代のエピソードの"掴み"シーンもまた感動場面の大事なフリだったり……と、やり過ぎなほどに丁寧なショットの反復演出に好感が持てますね。
(この辺りはコメディが得意なルーベン・フライシャー監督らしいかなと)

そして、"セクシーな異性"よりも"ボンクラ感漂う同性"を選んでしまう辺りに"男子のホモソーシャル憧れ"が読み取れるという。
(確かに恋愛感情抜きで付き合える関係性の心地良さはわかるけど!)

(果たしてシリーズ化されるのかわからんが…)あとは「ルパン三世」で言うところの銭形警部的な"永遠の宿敵"キャラがいれば完璧じゃないかな。

これは余談だけども……
トムホを見ると→ジェイミー・ベルを思い出して→そう言えば『タンタンの冒険』の続編はどうなったんだってばよ!
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