【☆☆☆☆☆】これを見ない人生は考えられない映画。
【☆☆☆☆★】遠くまで足を運んだり、手間をかけても見るべき映画。
【☆☆☆★★】見るべき映画
【☆☆★★★】興味が向いたら見る映画。
【☆★★★★】世界にこの映画しかない場合に見る映画。
「君の膵臓をたべたい」（2017）
この言葉（タイトル）を聞いて、"君"はどう思う？
この映画の芯は、ここにある。
タイトルが出るまでの7分間。
あなたは、この映画の世界に引き込まれる。
一見すると、ホラー映画、B級なスプラッター映画かと思うが、極上の甘酸っぱい恋愛映画だ。
カメラワークと映像が一貫して綺麗であり、細部まで計算されている。
そのため、どんどんと引き込まれていく。
ただ、ナチュラルな芝居とは違う。
声のボリュームの整合性が取れてなく、アフレコ感が強くなってしまっている。
しかし、これは、この作品のテーマをより心に響くように、選択されたものだと分かる。
また、この映画を良質にしてるのは間違いなくタイトル&脚本である。
また病気とは思えない、浜辺美波の熱演があってこそ。
それ以外は、見たことのある恋愛映画だ。
もし、戻れるなら初めての恋愛映画はこの映画を見たかった。
きっと、その時にしか強く感じれない青くさい想いがあるから。
ぜひ劇場で見て欲しい。
厳しければ、大きな大きな画面で見て欲しい。
