ネパール

最強のふたりのネパールのレビュー・感想・評価

最強のふたり(2011年製作の映画)
4.0
【☆☆☆☆☆】これを見ない人生は考えられない映画。
【☆☆☆☆★】遠くまで足を運んだり、手間をかけても見るべき映画。
【☆☆☆★★】見るべき映画
【☆☆★★★】興味が向いたら見る映画。
【☆★★★★】世界にこの映画しかない場合に見る映画。

最強のふたり (2011)
資格や経歴ではない。
好きや、支援をしたい、してあげたいは違う。
目の前の人と対等に付き合えるか。
私たちは多くの分類の中に生きている。
その分類のお陰で楽になることはあるが、たいていは重くのしかかってくる。
たとえ目の前の人が車椅子であっても、頚椎損傷を患っていても、肉体的にも精神的にも問題なくても、友達であるのだから。
誰だって得手不得手はある。
マジョリティだからという強みは本来いらないのだ。
ドリスは裕福ではない、マイナスのスパイラルの最中にいる。
それが彼らのコミュニティでは"普通"なのだ。
一歩外に足を歩めるだけで、世界は広がる。
裕福な白人と移民系出身の黒人。
日本という島国に住んでるからこそ、より多くの気づきも得られる作品だ。
裕福だけど足りない白人、貧しいが超ポジティブな黒人。
彼らのやり取りに思わず笑顔にさせられるであろう。
差別や区別、自分に何があって何が足りないか、幸せとは不幸とは。
ぜひあなたの答えを聞かせて欲しい。
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