ネパール

宮本から君へのネパールのレビュー・感想・評価

宮本から君へ(2019年製作の映画)
4.8
【☆☆☆☆☆】これを見ない人生は考えられない映画。
【☆☆☆☆★】遠くまで足を運んだり、手間をかけても見るべき映画。
【☆☆☆★★】見るべき映画
【☆☆★★★】興味が向いたら見る映画。
【☆★★★★】世界にこの映画しかない場合に見る映画。

宮本から君へ(2019)

必ず映画館で見ないとダメだ。
必ず、夕方以降。できるなら、1日の最後の上映で見て欲しい。
午前、昼間に見たら絶対ダメだ。
その後の残り時間を奪われてしまう。

メインビジュアルに騙された。
こんな幸せな映画ではない。
いや、幸せなんだ。とてつもなく幸せ。
だけど。思いっきり殴られた。
感情を揺さぶられて。脳天まで、震える。

宮本は、絶対に武器を使わなかった。
己の肉体のみで、相手に向かう。
騙し討ちなんて、当然しない。
向き合ってからがスタートだ。

男とか女だけど、男とか女じゃない。

相手を刺したいと思った包丁は、
生きてゆくために食べる野菜を切る。

宮本と靖子、それを取り巻く人物全てが血が通いすぎてしまってる。

作られたセリフを喋ってるのに、こんなにも届く言葉。
俳優とは、映画とは、末恐ろしい。

しばらく、席から立てなくなる。

ドラマ見た人はびっくりするはずだ。
ドラマのような流れは全くない、全編 魂がぶつけられてる。
ぜひ見て頂きたい。

愛する人と見て欲しい。
心から、こいつ愛してる人と見て欲しい。

もう一度。
必ず映画館で見ないとダメだ。
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