あきしげ

ザ・ヴィジランテ 世界最強の私設軍隊のあきしげのレビュー・感想・評価

2.0
テレビドラマシリーズを強引に一本の映画に。

良かった点。

・一見して豪華なるキャスト
・一見してセンスの良い構成

悪かった点。

・すべてが見せかけで実はヘタクソ
・登場人物が多すぎてムダな描写が多い
・テレビドラマシリーズでやるべき内容
・そもそも主人公に魅力を感じない

マイケル・ジェイ・ホワイト。
マイケル・マドセン。
クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン。
ダニー・トレホ。

これだけ並べれば誰か一人知っている。
それほど有名な俳優たちが出ています。
でも、彼らは物語の中心にいないです。

主人公のヴィジランテ。
ポール・スローンが演じる。
なぜか共同脚本もやります。
アクションはお手の物。
だけど、魅力はありません。
叫んで銃を撃っているだけ。
主人公には物足りない。

原作はテレビドラマシリーズ。
知られていないだろうドラマ。
その為に本作は凝縮している。
基本がテレビドラマシリーズ。
だからツギハギな印象を持つ。

一見してスタイリッシュに見える。
だが、その中身はほぼないレベル。
アクション映画なのに爽快感ゼロ。

次々と新しいキャラが出てくる。
途中から覚えるのが面倒になる。
同じように見えてしまうからだ。
キャットファイトがいい例です。
ポッと出の脇役の戦いは退屈だ。

大物俳優の小銭稼ぎの作品。
ダニー・トレホで確信した。
あきしげ

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