傑作。
映画のお手本みたいな映画。
映画に登場するファムファタールの中でもTOP3には必ず入るであろう小明に相変わらず男心を掻き乱された4時間だったぜ...
小明は、人の帽子をかぶるように、人に合わせて自分を演技していた。そういう生き方しか選べなかったからこそ、世界も自分も変えることはできない、といった早熟な諦観の持ち主になったのだろう。
だけど、唯一、そんな小明の本当の自分を垣間見ることができるシーンがある。それは、オーディション撮影でカメラに映る時の彼女の表情でわかる。なぜなら、彼女が演技で泣いたあの涙は嘘偽りなく本物だったから(ヤバい、おれも彼女に騙されてる!?おれの庇護欲が...)。
今回は、ガジェットの扱いの素晴らしさに感心いたしました。キャラクターごとにアイテムの装備とそこに込めた念がある(ex.小四は指針を探す🔦から護る為に殺す🗡️へ。小四の父は小四に将来の👓を装備させたかった...等)。
小四は今も何処に存在していて、小明みたいな子は今も何処で存在をおし殺してる😭