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羊の木のmomominnのレビュー・感想・評価

羊の木(2018年製作の映画)
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んー…
サスペンス感が足りない……


えーと、
タイトル何で「羊の木」?
羊の木ってなんだ??
何であの絵の羊は5頭?

もっと6人が絡み合って何かあると思ってたんだけどねー。
あと土着信仰とか祭礼って、他所の人間にはピンと来ないんだよねヽ(´д`)ノ

もう1回くらい「羊の木」の説明欲しかったかな。















鑑賞後に検索してみましたところ、
羊の木とはバロメッツという西洋に伝わる伝説の植物らしく、
木に成る羊が財産だとすれば、
つまりバロメッツは富をもたらす木って感じ?
モズのはやにえ的な絵かと思ってたけど、生け贄なら羊じゃなくてヤギだもんね!?


ということはですよ
そもそもサスペンス的なものを期待したのが的外れだったのかも……(;・∀・)
では、この作品においての「羊の木」とは何か。

私は、受け入れ制度のことを指しているんじゃないかと思う。
早期仮出所させて節税効果と
10年間定住させることで過疎対策もできちゃうプロジェクト
いい制度ですよね。普通に感心しちゃったんですけど。
これって設定?現実には無いの??

いい制度でしょ?
だって元ヤクザの大野や理容師の福元なんかは、この制度に救われたじゃない。
女性陣2人も、受け入れてくれる優しい場所で改めて人生を歩んでいけるでしょう。

もちろん
杉山みたいな悪巧みする人や宮腰みたいな人もいる。
そういうデメリット踏まえてそれでも受け入れていくか、
デメリットだけを見て他人の再出発の道を断ってしまうのか。

全ての人に生きる権利があって
全ての人に取捨選択する権利があって
役所や制度に左右されることじゃない。
それでももし道を外れる人がいたら、のろろ様の制裁が下るのよ(。・`з・)ノ
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