ムーンライトのともzooのネタバレレビュー・内容・結末

今作品は、人種問題、LGBT問題、薬物、貧困、母子家庭、虐待、いじめを用いた内容になっており、1人の黒人男の子シャロンの物語です。
幼少期から色んな問題があり、3人のシャロン役の方々はどこか寂しさがある目をしているのが特徴的でした。
大人になったシャロンは、ガタイはよく強そうになっているけれど、精神的に弱い様子がケビンとの再開で見ていてわかりました。
涙目で瞬きする目には、何かを訴えるようでした。

またこの物語は、幼少期のシャロンを助けてくれた、フアンの死と少年院に入っていた大事であろう話がざっくりとしか説明されていませんでした。

ラストシーンの海で終わるのは、海が持つ力が大きいと言うことを意味してると思いました。
シャロンのターニングポイントではいつも海に関わる内容が含まれていました。
なので、バリー・ジェンキンス監督は海で終わらせたのだと思いました。