圧倒的な映像美と情緒的な音楽。黒人ってこんなに美しいのかと思えた作品でした。
解説を読むとカラーリストの存在。黒人の肌を美しく際立たせるための役職だそうです。劇中ひたすらシャロンやフアンの綺麗な肌に見惚れていました。あとは何より、それぞれの時代を演じたシャロン役の人たちの、不安定でありながらも何かを強く秘めたような瞳、一貫してブレません。同一人物の成長と共に撮っている様にしか見えない。必見です。
ムーンライト、月光。私は、本編に数回登場するムーンライトが、シャロンが見ている希望の光のことを指しているのかなぁと思っていましたが、またまた解説を読むと微妙に違ってました、深い作品です。