このレビューはネタバレを含みます
見終わった後、とにかく、ずしーん、どしーんと来て、席からなかなか動けなかった。そして2日たった今でもまだ苦しい。
衝撃のラストという噂を聞いて、
なんとなくこのラストは想像できた。
2人が再会して、また別れるだけなら、映画化した意味ないし。
もう一つ、紗和と北野先生が結婚したあと、結局冷めて別れちゃうラストだけは嫌だなぁと思っていたので、これで良かった、の、か？？
でも、やっぱり生きててほしかったし、「好き」と言ってあげてほしかった。
ノリコさんは本当に北野先生が好きだったの？あれはただの執着じゃなかったの？
ノリコさんには結局できなかったことを唯一、紗和はできた。
北野先生の気持ちがノリコになかった、という一番の証でしょう。
あまり突っ込んでる人いないけど、ノリコも元々は不倫経験者。
自分の不倫は軽々しく語っといて、自分が不倫されたらあの豹変っぷり。
これぞ、因果応報。
でも、1番悪いのは、北野先生。
そんなに、紗和が好きなら、3年前ノリコとやり直すべきじゃなかった。別れるべきだった。
どんな3年を送ってきたの？
紗和と再会したら、結局フラフラ紗和に戻って、かと言ってノリコが怪我したら紗和に嘘ついてまで手伝いに家に行くとか。
離婚届受け取ったら、さっさと電車で帰るべき。妊娠したって嘘ついたり、ベランダから飛び降りようとした、元妻の執念をなめすぎ。一緒の車に乗るなら、ハンドルは自分が握るべき。
文句ばっか書いちゃったけど、しっかりしてそうに見えてダメダメの北野先生、そこが紗和も好きだったのかな。
斎藤工も上戸彩も、それほど好きな俳優じゃなかったのに、北野先生と紗和は本当に魅力的で大好きでした。
不倫反対派のわたしが、あの2人は応援しちゃってたもんなぁ。
はー。結末はベタだけど、いい映画でした。
ただ、友達には薦めない。見終わった後の抜け殻感がハンパじゃないから。笑
