アニメの実写化で成功した例なんてないと思っているが、このジョジョはいい線いってるかなと。
原作読んでないんだけどね^_^
世界観が面白いな。
日本なのか外国なのかよくわからない。
元々ジョジョの家系はイギリス人だから、日本が舞台になることはなかった。
第三部で主人公が日系になりはするが、舞台は外国だった。
これが何部か知らないけど、かなり日本寄りである。
だから、海外ベースの物語に日本のカルチャーであるヤンキーが導入された時点で、バンカラとハイカラの太極図が大きく書き換えられた。
これはマンガのグローバル化が生んだ現象である。
ジョジョをヤンキー漫画とするかどうかは意見の分かれるところだろうが、荒木飛呂彦にしか描けない、エキセントリックなヤンキーワールドが開花している。
原作はどうだかしらないが、実写化としては、その点で評価してもいいのではないかと思うのだ。
ただ、テンポが悪い。
漫画てあんまりじっくり読むものではないと思う。
(自分はじっくり読む派だが)
漫画が原作だから、漫画っぽくない感じにしようと頑張ったのかもしれない。
いつ終わるのか?まだ終わらないのか?
と途中で感じたので、つまらないってことなんだろう。
日本映画はただでさえテンポが遅いのに。
この映画が成功してるかしてないかは、外国人に判断を委ねたい。