Julia

女神の見えざる手のJuliaのネタバレレビュー・内容・結末

女神の見えざる手(2016年製作の映画)
2.3

このレビューはネタバレを含みます

ロビイストという斬新なテーマは魅力なものの、高評価レビューの多さには疑問が残る作品。
まず、主人公の行動原理が勝利と力を誇示することのみに集約されており、思想・信条面がスカスカ、というか虚無なので全く共感できない。
仕事ぶりの凄さで魅せてくれるのかと思いきや、やってることが大体違法行為だったり、味方陣営の人を利用して傷つけた上で失敗するわでそりゃないだろうと思ってしまった。
あくまで一市民に過ぎない主人公がなぜか個人的に持っていた超技術の諜報チームが活躍したり、ほぼ描写のないところで主人公の根回しのおかげと言って票田が獲得できたりと、そんな魔法が使えるならそりゃなんとでもなるでしょと思わず突っ込んでしまった。
あとオチが序盤で読めてしまったのもガッカリポイント。
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