女神の見えざる手のヨッシーのネタバレレビュー・内容・結末

ロビイスト活動を題材にした本作。
言葉では聞いてても、実際はどんなことをしてるか、その詳細まではハッキリとはわからない活動にスポットを当ててる訳ですが、騙し、騙され、あらゆる手段を使って相手を貶める、計算されたものもあれば、全く予期せぬ事態も発生し、一体どっちに転ぶのかわからない二転三転ぶりが止めなく押し寄せてくるので、全く飽きること無く、話が進んで行きます。
流れとして、能力に裏打ちされた自信満々の主人公、スローンがどん底に突き落とされるという終わり方も無くはないのかと思いつつ見てました。
そう誘導されるくらい、かなり追い詰められのですが、それではタイトルが「女神の見えざる手」である必要は無い訳です。
最後の最後に炸裂する、この「見えざる手」の激震ぶりが、余りに綺麗に決まりすぎて、ゾクッとしてしまいました。
女性版「半沢直樹」みたいな感じで、とてもワクワクする時間でした。
自身9本目の満点作品に出会えました。